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バイオダイナミクスの理論によって作られたぶどうから生まれたワイン。 通称ビオワイン。 カリフォルニアで一番最初にそれに取り組んだワイナリー「FREY WINE」 このワインの販売総代理店をしているNくんを連れてsimple-eyeさんへ行ってきました。 こちらのワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」の教室でFREY WINEの試飲とご意見を伺う会を催しました。 メンバーは、スクールの校長先生、講師のソムリエの方とスタッフの方の計5名とわれわれ。 白2種類・赤4種類の計6種類のワインをテイスティングしていただき、ご意見をいただきました。 僕も6種類全部を呑むのは初めてなので、慎重にテイスティング。 まずは白2種類。 ①シャルドネ90%とシュナンブラン10% 色:濃いゴールドで、ゴールデンアップルジュースのような輝きと深みのある色味。 香:しっかりとした凝縮した果実感、ハチミツのような香りとクリームチーズのような香りがり、その奥に青草やマスカットのような香りも含まれています。 味:ぶどうの持つ糖度がしっかりと詰まっていて、口に含むとふわっと広がり、煮詰めたハチミツのようなニュアンスがあります。 ②ソービニヨンブラン100% 色:①より、さらに濃い黄金色。すごく魅力的な色です。 香:塩のようなミネラル分のある香りと、青草のようなハーブ系の香りが感じられます。 味:なめらかな口当たり、舌触り。果実の甘さの後に、そっと酸が現れてその果実の甘みをぬぐってくれるような感じです。 校長先生から、「ふぐ」との相性がよいような気がします。というご意見が出ていました。 赤4種類 ③カリニャン60%とメルロー40% 色:赤紫蘇のようなきれいな赤紫。ブルーベリーのようでもあります。 香:カリニャンからくるスパイシーな香りとカシスのような熟したベリー系の香りがあります。 味:なめらかな舌触りは、②の印象にも近く、果実の程よい凝縮感とやわらかなタンニンが心地よく、「あ、おいしいね」と言ってしまう味。 ④メルロー100% 色:やや褐色がかったルビー色 香:ベリー系の凝縮した香りと後に杏のような酸のある香りも。 味:しっかりとタンニンがあり、ローズマリーのようなハーブ系のニュアンスがあります。 お肉の香草焼きに合うような気がしました。 含み香が軽やかで、和食にもとても合うような感じです。 ⑤ぺティ・シラー100% 色:深い紫色がとてもきれい。 香:柔らかな大地の香り。スパイシーな香りも。 味:味の芯の部分をやわらかくコーティングしているようなふわっとした口当たり。 ややアルコール感がつよく、酸も他よりある分、すっきりとした味わい。 ⑥シラー100% 色:黒に近い、一番濃い。 香:シャープなぶどうの香り。ややアルコール感が強い。 味:シルクのようにやわらかく軽い舌触り。 上品な味わいが長く続き、すごくおいしい。 全般的に、クリーン、クリアな印象でした。 色はどれも素晴らしくきれいで、深く、見とれてしまう色。 ぶどうの力が充満していて、日本語の「葡萄酒」の方が言い得ているように思います。 かといって、くどさがなくて、赤ワインでも「素材を活かした和食」に合うような軽やかさを持ち合わせています。 僕は、お酒の表現として「呑み飽きしない」「疲れない」という言葉をよく使うのですが、まさにそんなワイン。 リラックスしたムードで、呑むのに心地よい、自然な味わいの「葡萄酒」でした。 さて、升本屋としましては、これをやらねばなりません。 校長先生から、「時代と共に、味の志向という物も変わるものです」というお話も出たのですが、 ひとつの食文化革命として、あらたなマリアージュを創るという壮大な計画の【酒のつまみにかりんとう】運動。 レコール・デュ・ヴァンさんでもしっかり刻印してきました。 前にこのワインを試飲したときに、「赤ワインと塩みつかりんとう」という新たな発見があったのですが、あらためて試してみて確信しました。 FREY WINEと塩みつかりんとうは相性がいいです。 シンプルな素材感、タンニンが少ないことがその理由だと思います。 塩みつかりんとうはオールマイティー。 その他では、 ①(白)と「多胡麻かりんとう」 ②(白)と「わさびかりんとう」 ⑥(赤)と「七味とんがらしかりんとう」 というのが相性がよかったです。 さてこのワイン、2月中に升本屋への入荷をお約束します。 ちょっとお値段高めではありますが、味覚の経験値を上げる意味でも是非お試しください。 そうそう、「ワインとかりんとうのマリアージュ」といえば、その研究会の模様をsimple-eyeのNさんがブログで書いてくださいました。 こちらも是非ご覧ください。 http://sepress.cocolog-nifty.com/setorekiyo/2008/01/post_4174.html Nさん、ありがとうございます!
by masumotoya1949
| 2008-02-09 19:18
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