第2回目となる、F夫妻主催の「ワイン会@升本屋」。
20:30からスタートして、飲むや食べるや喋るや笑うやで未明まで盛り上がり、
気づいたら10本のワインが・・・。
8人で10本。
火曜の夜から飛ばしております!
①ロゼ ぺティアン (ロワール):自然派ワインの人気者ティエリー・ピュズラさんのかわいらしい味わいの微発泡ロゼ。仕入れたときより味が乗っていました。いちごのようなチャーミングな味わいですっきりとした酸もありスターターにピッタリです。
②マゼル ロゼ (ローヌ):最近お取引を始めたインポーター「Diony」社の試飲会で出会った一本。カリニャン種のロゼは、わりと味がしっかりしているのでお料理と合わせるのも楽しい。無ろ過でピンクがかった乳白色が個性的。
③高畠ワイナリー ピノブラン(山形):主催のFさん持込の1本。軽快な口当たりとやさしい酸味。クリアでフレッシュな味わいですいすいと行けてしまう良質な味でした。
④アルザス ピノブラン(アルザス):③とはまったくタイプの違うアルザスのピノブラン。4時間前の抜栓でも、
まだ開かず、空気に触れさせ触れさせ、じわじわとその全貌を現してきたのはその1時間後くらいか。
前日に開けておいてもよいくらい、味・香りの広がりが凄い1本。
やっぱりこれはおいしい!
⑤ノウミン・ロッソ(栃木):升本屋でもすっかり定番となったココファームワイナリーさんの1本。この後に「カベルネ」2種を飲むので、その前に。カベルネ・メルロー・ノートン、この3種のバランスがとてもよく、重すぎず軽すぎず、どんなシチュエーションでも楽しめる逸品。
最近2005年から2007年ビンテージになりました。まだちょっと若々しい感じです。
⑥グレイス カベルネソービニヨン(山梨):中央葡萄酒さんのワイナリーの売店でしか販売していないもの。
山梨の鳥居平地区で収穫されたカベルネを主体とした1本。昨年ワイナリーで試飲して「おおお、日本のカベルネでこれはいいですね~」と購入してきたものを開栓。カベルネ特有のどっしりと重さもなく、かといってさほど軽くもなく、正直深みはないけれど、日本の土壌にはあまり向かないと言われるカベルネでこれなら納得だと思います。
⑦マンズ ソラリス カベルネソービニヨン(長野):世界に誇るソラリスシリーズのカベルネ。正直、以前飲んだときには「???」という印象でした。国産のカベルネってこうなってしまうのか、、、と。
でも、ちょっと印象が変わりました。国産ワインを色々飲んで、その特長を自分なりに解釈したからかもしれません。ボルドーのカベルネとチリのそれが違うように、日本は日本のカベルネを進めばよいのだと思います。
ちなみに個人的に今日のベスト・マリアージュは、このワインと「いろいろきのこのパテ(by三郎さん)」
⑧ムーラン・ディッサン(ボルドー):参考のためにボルドーの1本。カベルネ50/メルロー50なので、あまりカベルネらしさが強くありませんが、国産のとフランスのの違いは感じられたかと。
コストパフォーマンス的にはやはりこちらに分があると思います。それは歴史の成せる業。かな?
あと2本は予定外のもの。
(うすうす予感はしてましたが・・・)
⑨D モンタニエット トードン(ブルゴーニュ):Nさんが持ってきてくださった「いちご(あまおう)」に合わせて。軽快な飲み口でかつ余韻が心地よく伸びるこの1本。カベルネ続きの後に妙に心地よく、するすると開いてしまいました。
やっぱこれおいしい。
⑩ボージョレ・キュベ・1er:ガメイ主体なのに、なんとも肉厚な印象の1本。こちらも前述のDionyさんより。お試しで取ったのですが、「ほほぉ」という1本でした。