今回行ったレストランの中で一番面白かったお店がココ。
NYでもトップクラスのフレンチといわれる[bouley]のカジュアル店[upstairs]。
その名の通り階段を上ると、こじんまりとした店内には2つのキッチン。
ひとつはフレンチ用、もうひとつは和食用のキッチンで、こちらはカウンター席になっている。
畳一帖ほどのスペースに板さんがふたり。
大将のミカミさん(左)は30年に渡りNYで日本食を提供し続けている方。
(『「ミカミ」は「味の上」って書くんです。』と軽いジョークを添えて名刺をくださいました。)
まるで筍のような食感の「やしの木の茎」の煮付けをはじめ、軽くひねりを加えながらも王道の味付けの日本食を次々と出してくださいました。
合間合間で、フレンチのテーブル席の方へもお寿司を出したり。
逆にこちらは最後の〆はフレンチサイドからいただきました。
非常に都会的なクールネスを持ちながら、流れているのはアットホームな空気。
洗練された味をカジュアルに提供する、このさじ加減が抜群でした。
こんな女の子も大喜び。
さすがにNYでトップをはるシェフと言われるDavid Bouleyさん。
きっと彼の作るお料理もそんな心地よいバランスをもったものなのでしょう。
こんな素敵なお店が「2階」にあるというのがいい。
こんなお店を作りたい。
ご参考に・・・
http://www.info-fresh.com/index.php?pages=seikatsu&type=detail&no=3526&fromtop=yes